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            あだりほどり
   気仙・辺辺の四季


   三陸ワカメ




ワカメボイル作業風景

ワカメのおいしい季節がやってきた。
古くからワカメは日本人の食生活に親しまれてきた。
近年は、健康食ブームを反映して、さらに人気は高まっている。
ワカメは潮流の急な所や、海流が強くあたる外海では、たくましく、
美味なものが育つといわれている。
黒潮と親潮がぶつかる三陸海岸は、ワカメの生育にとって最適の場所だ。
六月、ワカメの芽かぶから種糸に採苗。
芽かぶはもちろん天然ものだ。
北風が吹き、栄養塩を多く含んだ潮が流れる十一月ごろ、
種糸を養殖縄に巻きつけて養成。
そして春の訪れとともに収穫の時を迎えた「ワカメはのびる時期に、
適当な荒天がほしい。雪や雨は天の恵み。
栄養分を海中に運んできてくれるからね。
今年は雪が多かったんで、いいものができるよ」
ワカメの湯通し作業で忙しい末崎町の門之浜湾。
モウモウと立ちのぼる湯けむりの向こうに、
”の笑顔が広がった。
肉厚で、味わいと風味満点の三陸ワカメは「日本一」との呼び声が高い。
とれたてのワカメをボイルすると、鮮やかな緑色に染まる。
酢醤油につけてサッと食べると、シコシコした歯ごたえ。
浜の香りいっぱいの”ワカメしゃぶしゃぶ”は絶品だ。
やっぱり手塩にかけるからおいしい。




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著作 株式会社東海新報社
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Dr    大谷俊彦
イラスト  庄司暁子
デザイン 佐藤千香子

98/03/13



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