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| a sight of Kesen55 |
あだりほどり
気仙・辺辺の四季
カツオの季節
カツオは、日本人には馴染み深いサカナのひとつだ。
網でなく、一本釣りで釣るだけに、昔から手軽な漁だったかもしれない。
サカナ偏に「堅」と書く。
鰹節として珍重され、日本の食文化を支えたこともカツオの価値を高めた。
煮ても焼いても堅くなるので「カタウオ」が「カツオ」になったという説もある。
鎌倉時代には「カツウオ(勝つ魚)」に通ずることから戦勝祈願や凱旋の祝宴につきものだったらしい。
漁期は南から上がってくる。
黒潮に乗って北上してくるカツオ三陸沖にやってくるのはもう緑もすっかり色濃くなった六月上旬から七月にかけてだ。
鮮烈なシマ模様があふれる大船渡魚市場では昨年からカツオ船団のために日曜開場を実施。
水揚げ増に貢献しているのもうれしい。
「かって大船渡港は、カツオ船団で賑わっていた。近年はサンマやサケなど北の魚に依存しているが失地回復をネライに南から来るカツオの水揚げにも力を入れたい」というのは、佐藤貢魚市場社長。
『目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ』は旬の代名詞。
山口素堂が詠んだ一句は、あまりにも有名だ。
食べては、脂のたっぷり乗った戻りガツオが美味しい事になっているが鮮魚で食べられる青葉の頃のカツオも捨てがたいまさに旬の味だ。
著作 株式会社東海新報社
0192−27−1000
FAX 0192−27−2154
Dr 大谷俊彦
イラスト 庄司暁子
デザイン 佐藤千香子
2001/7/8