題字
a sight of Kesen E

            あだりほどり
   気仙・辺辺の四季


   長安寺太鼓




メンバーの中
には紅一点の女性もいる。





長安寺太鼓 太鼓堂は安土桃山様式を模倣したといわれる。
伽藍最古の建物。ことし「平成の大改修」で修築されたばかり。


お祭りや市内外のイベントなどにも出演。
地域住民の親善、発展の願いを太鼓に打ち込む。

「ドンドコ、ドド〜ン」、「テンツクテンテン」。
勇壮に、軽快に、太鼓のバチ音が五臓六腑に響きわたる。
寛保二年(一七四二年)、
気仙郡日頃市村にある浄土真宗「片杉山長安寺」に
太鼓堂と鐘楼堂が建立された。
太鼓堂の階上に吊した大太鼓は
早晩に打ち鳴らされ、壇信徒や寺内衆に
時の音≠知らせたという。
それから二三〇年が経った昭和四七年、町内の若者達が
当地域にない新しい芸能をつくろうと、
東京神田の助六太鼓の門をたたいた。
助六太鼓と言えば、和太鼓の名門で日本三大太鼓のひとつ。
こうして誕生したのが長安寺太鼓だ。
大船渡らしさを創作太鼓で表現する。
五葉山から吹き下ろす「五葉おろし」をイメージした曲目は、
自然の息吹を気迫に込めて力強く打ち込む。
リアスの海の美しさ、激しさを
リズミカルに打ち分ける「波打ち太鼓」。
大小の太鼓をこきみよく、
ダイナミックに打ち上げる「四段打ち」と、
音色も多彩。

  ハァー ここは寺町 古里ばやし
  聞こえてくるすヨ 太鼓の音が
  鼓狂に 乱れ打ち
     
『長安寺よいさ』の一節

大農太鼓、大船渡商工会議所婦人太鼓、
東北電力ケセン鬼人太鼓は、師弟の間柄。
若者が、女性が、青年たちが
長安寺太鼓の流れをしっかりつかみ、
和太鼓の魅力を大きく広げる。
粋でいなせな出で立ち、一糸乱れぬバチさばき。
荒れ狂う波、ざわめく風の音、高鳴るリズムは、
心に轟くいのちの言葉だ。





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Dr    大谷俊彦
イラスト  庄司暁子
デザイン 佐藤千香子

98/04/04



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