辺辺

a sight of Kesen93

           
   

         

         


水温が高いと釣りの食いつきも悪くなるという。
今年の猛暑で、人間と同じくサカナたちも今ごろ水中で夏バテになっているのではないだろうか。
ウナギ、ハモ、アナゴ。
蒲焼き三兄弟ではないが、見てくれはともかく長モノはさばいて焼くと、大体が美味しくいただける。
いずれもビタミンAが豊富で、脂がたっぷりのっているので夏バテ予防には持ってこいの魚だ。
気仙地方では、アナゴもハモもあまり気にしないで呼んでいる。
ハモは口が大きく、鋭い歯と小骨が多い。
アナゴは全体に白っぽく、体には棒秤の目盛りのように白い点がきれいに並んでいるのが特徴。
ウナギより脂っこくない。
ハモほど骨っぽくないから、寿司だねとして好まれるし、天ぷらにしてもいける。
堤防で今が旬の釣りといえば夜釣りのアナゴ。
陸前高田市気仙町の長部漁港では八月から九月にかけて六十〜七十センチのアナゴがけっこう釣れる。
日中でも釣れるが、アナゴは夜行性なので夕暮れから夜九時ごろの時間帯が食いつきがいいという。
「錘が底を切るくらいに小突くのがコツ。潮が止まるとアタリもピタッと止まる、上げ潮と重なる時がいいね」。
市内の釣具店でタイミングを教わった。
気仙川の河口や古川沼ではアナゴに交わってウナギも釣れている。
エサは青イソメかイカの切り身がいい。
長いものが苦手でない人はぜひ、夕涼みがてらアナゴ釣りに挑戦してみてはいかが。
海のサンマに岸アナゴ。もう季節は食欲の秋。




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Dr    大谷俊彦
イラスト  庄司暁子
デザイン 佐藤千香子

2004/9/12


OFUNATO SAITOSEIKA