

玉子型に焼き上がった
チョココーティング前の「かもめの玉子」
成型機導入の成功で、「鴎の玉子」は増産態勢に入りました。 手作りのときには、1人1分間で3個が限界でした。 それが、最終的には、1分間に40個まで生産性を上げることに成功しました。
「鴎の玉子」は、その後も、品質の向上とおいしさを追及し、努力と工夫を繰り返してきました。 名称も平成11年には、やわらかく「かもめの玉子」に改称。 素材も厳選し、現在は、黄身あんの原料となる豆に、北海道十勝産の「大手亡」、 品のあるほどよい甘さを出すために白ザラメ、そして岩手県北で栽培されているキタカミ小麦を使用。 地粉本来の風味を生かした一本挽きの小麦粉で、卵黄もとりたてのものを使用しています。
「かもめの玉子」は平成2年から3年連続、ヨーロッパで最高の権威を誇る国際食品コンクール 『モンドセレクション』で、金メダルを受賞しました。 しかし、現社長の俊明は、社員たちにいつも次のように呼びかけています。
「国際的な大きな賞に輝くことは、名誉でありうれしいことです。 でも、本当にうれしいこと、一番大切なことは、地元岩手のお客さま、 そして日本のお客さまからいただく“金メダル”なのです。 私たちはこれからも、皆様によろこばれる商品をつくっていきましょう」
◆モンドセレクション
モンドセレクションとは、本部をEC組織委員会に置くヨーロッパで最高の権威を誇る国際食品コンクールで、
別名「世界食品オリンピック」と呼ばれており、1961年ベルギーを皮切りに欧州各国が持ち回りで開催しています。
「かもめの玉子」が同コンクールにおいて玉子を菓子で表現した工夫と品質味覚が高く評価され、
国際的に認められました。